なんでメールを読んでもらえないのでしょうか。メールが届いたら2時間以内には返信してほしいのですが、回答は来ません。読んでもらえる文章は、読むべき理由と行動してほしい内容が分かることです。今日、紹介する「6つの原則」を使うと、読んでもらえる文章ができあがります。
みなさん、こんにちは。日本の工場でモノづくりをしている定年まで10年を切ったシニアです
秋祭りで子どもたちが神輿(みこし)をかついで町内をねり歩きました。ちょっと大変そうでしたが、祭りを肌で感じているようでした。
今日も人財育成の失敗から学んだ「おすすめ情報」をお伝えします。
失敗談
若手にメールを送り、回答を待っていたのですが、なかなか来ません。
若手が忙しいと思い、1日以上待ったのですが、それでも回答は来ません。最後は電話で催促したのですが、若手は回答すべきメールだと気づいていませんでした。また別の若手は、メールを読んでくれたのですが、回答する必要がないと判断したそうです。
なんで若手はメールを読んでくれないのでしょうか?
おすすめ情報
メールを読んでもらえないのは?
毎日、300件以上のメールが届きます。すべてのメールを読むのは困難です。
メールを読むかどうかは5秒ぐらいで判断するそうです。読み手も自分と同じくらい時間不足を感じています。多くの人は、簡単な作業から取りかかります。なので長くて退屈そうな文章は、読み手が読むのを後回しにします。
読み手が行動しない「3つの理由」!
理由1:依頼の内容が理解できない →対策1:「わかりやすさ」に重点を置く。
理由2:重要な内容や行動が必要と思っていない →対策2:「重要性」を明確にする。
理由3:行動を先延ばしにしたくなる →対策3:読む「理由」を示す。
読んでもらえる文章にする「6つの原則」
原則1:「少ないほど良い」、 言葉/内容/依頼の数を減らす。
原則2:「読みやすくする」、 短くて、一般的な言葉を使う/一文を短くする。
原則3:「見やすくする」、 別々の内容は分けて書く/関連する内容はまとめる。
原則4:「書式を生かす」、 読み手の期待に合わせる。
原則5:「読むべき理由を示す」、読む理由(価値)を示す/誰に読んでほしいかを決める。
原則6:「行動しやすくする」、 行動のステップをシンプルにする/行動に必要な情報は一つにまとめる。
6つの原則や読んでもらえる文章に興味がある人は、「忙しい人に読んでもらえる文章術、ドット・ロジャースさん」の本が参考になります。
まとめ
Q.なんで若手がメールを読んでくれないの?
A.読むべきメールだと思っていないからです。
読むべき理由が分かり、一度読んだだけで、行動すべき内容が伝わると読んでもらえます。

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