若手との対話がはずまない。会社からはワン・オン・ワンのミーティングをするように言われていますが、うまくできません。やり方がわからない悩みを抱えています。そこで相手が興味のあるスポーツや食べ物の話題を振ると、話が盛り上がったりします。対話の話題を相手に質問しながら決めても良いかもしれません。そうすると相手の考えが理解できます。
みなさん、こんにちは。日本の工場でモノづくりをしている定年まで10年を切ったシニアです
近所で「お月見どろぼう」という風習があり、子どもたちはお菓子をたくさんもらっていました。
今日も人財育成の失敗から学んだ「おすすめ情報」をお伝えします。
失敗談
教育中にオヤジギャグを言っても、若手は反応してくれません。それどころか気まずい雰囲気が漂ってしまいます。よかれと思って話しかけるのですが、話が続きません。なんで若手は対話をしないのでしょうか?
おすすめ情報
気分よく話してもらうには?
気分よく話してもらい、気持ちよく話を聞いてもらうには「話題」が深まる質問をします。
たとえば「休日は何をされていますか?」「休日に何かスポーツをされていますか?」そうすれば気持ちよく話せる空気がつくれます。
「話題」とは、見つかる/見つからないではなく、集める気がある/気がないかです。
話を聞くときは、聞くだけに集中しましょう。集中して聞かないと相手に聞いていないことが伝わってしまうからです。
若者たちから対話を奪っているのは大人だ!
自ら考え、自ら判断しなかったツケで、我々は考えなくなってしまいました。自分の言葉を失ってしまったのです。日本社会では、対立そのものを生み出さないようにします。そのため、お互いに妥協したり、その場の空気を読んで自分の考えを話さず、雰囲気に流されてしまいます。
対立があっても「なかったこと」にしようとします。相手の意見を聞いている振りをしているのです。
話すのではなく、「聞く」
対話では、相手との対立を積極的に見つけます。いかなる相手の質問を禁止せず、質問に対して答える努力をします。自分の先入観から相手はこんな人だと決めつけずに、相手が語る言葉そのものを聞くようにします。
相手の話から素朴に思った「なぜ?」や「そうではない?」という反論が素直に言えると対話が実現します。漠然とした「空気」に流される社会ではなく、自分で考え、自分で判断する社会にするには、もっと対話が必要になります。
対話がはずむ「聞く力」に興味がある人は、「一瞬で心をつかむ聞く力、菊原智明さん」の本が参考になります。
まとめ
Q.なんで若手は対話をしないの?
A.対話できる場がないからです。
気軽に話ができる安心/安全な場所があれば話し出します。

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