なんで仕事の目標を聞いてもワクワクしないの?

 なんで仕事の目標を聞いてもワクワクしないのでしょうか。上から落ちてくる目標に、自分の意見が反映されていないからです。上司だけが決めた目標ではなく、メンバーのやりたい事も反映された目標になると、自分事として捉えることができます。
 日本人は対話が苦手ですが、みんなが安心して対話できる場をもうけ、上司が積極的にメンバーに質問をすると、みんながワクワクする目標ができ上ります。
みなさん、こんにちは。日本の工場でモノづくりをしている定年まで10年を切ったシニアです。
久しぶりに東京へ出張し、ゴールドラット社(コンサル)の講演会に参加する予定です。
今日も人財育成の失敗から学んだ「おすすめ情報」をお伝えします。

失敗談

 職場の目標が決まりメンバーに説明しました。しかしメンバーにはまったく響きませんでした。目標と指標(装置の稼動率や人員の生産性)の関係についても説明したのですが、それでもメンバーには響きませんでした。なんで仕事の目標を聞いてもワクワクしないのでしょうか?

おすすめ情報

仕組み思考とは?
 仕組みは、行動を左右します。同じ仕組みに身を置いている人たちは、人が変わったとしても同じ結果を生み出すことができます。たとえば承認システムでは、データさえ正しく入力すれば、誰でも承認してもらえます。だから仕組みが行動を生み出すのです。であれば仕組みを変えれば、別の行動を生み出すことができるのです。
理想を実現するチーム学習!
 職場の目標は、課長から担当に落ちてきます。しかしメンバーの意見が目標に反映されていないので、目標の意味や意義を理解することができません。個人の意見が反映され、みんながワクワクするような目標が必要となります。
 目標づくりは一人ではできません。チームで作成する必要があります。そのためにもチーム学習が基本となります。チームが学習するとヒントがヒラメキ、自分がヒラメクと行動したくなります。チームが実績を上げると、より大きな組織に広がっていきます。
対立が消えれば両立する
 対立を消して、両立するためには対話が必要です。
対話の狙いは、意思統一を図ることではなく、個人の理解を深めることです。目指すべき目標達成に向けて、共通の思いがあれば、お互いの意見の中にある矛盾に気づいて、自分の理解が深まり新たなアイデアが生まれます。
 対話することは妥協することではなく、両立することを考えることで対立を消すことです。
悪循環を良循環に変えるヒントに興味がある人は「最強組織の法則、ピーター・M・センゲさん」の本が参考になります。

まとめ

Q.なんで仕事の目標を聞いてもワクワクしないの?
A.目標は上から落とされるだけで、個人の意見が反映されていないからです。
 職場の目標が腑に落ちると、みんなが目標達成の意義を感じてワクワクするようになります。

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