なんで人財育成がうまく行かないの?

みなさん、こんにちは。日本の工場でモノづくりをしている定年まで10年を切ったシニアです。
そろそろ秋ですが、近所で15分間の花火大会が開催されました。田んぼの中心から花火が上がるのですが、まじかに見る花火は大きく、美しく、感動しました。
今日も人財育成の失敗から学んだ「おすすめ情報」をお伝えします。

失敗談

 人財育成の手法はいろいろあり、会社の若手に合う教育体系について3年ほど悩んでいました。どうすれば若手が自ら考える人に育ってくれるかです。なかなか解答がみつからず行動もせずに、頭の中で悩み続けていました。なんで人財育成がうまくいかないのでしょうか?

おすすめ情報

メンタル・マネジメントとは?
 メンターによって社員一人ひとりの無限の可能性を発揮させ、会社の生産性を最大限に高める経営のことです。いままで人財育成は、リーダーの資質のみに頼ってきました。理由は、理論を実践する現場では、ケースバイケースの手法になっていたからです。そのため教える手法が数えきれないほどあるからです。
そもそも人財育成の目的とは!
 人として成長させることで、会社の生産性が上がることです。まず人が育つことが始まりです。人財育成の原則は、「他人を変えたければ、自分を変えればよい」です。相手がどうかではなく、自分がどう考え行動するかです。
 人財育成に関する3つの行動基準は、①見本、②信頼、③支援です。自ら見本を示し、相手を信頼し続け、支援を相手に選ばせることです。
人が育つには
 部下を見れば上司が分かる。上司が部下から学ばなければ、部下は上司から学ぼうとしません。相手に気づきを与えようとするのではなく、自分が気づくのです。相手が気づかないのは、自分が気づいていないからです。
 まず見本となる行動を示します。たとえば「相手を本気にさせたければ、自分が本気になる」「自分が助けてもらう前に相手を助ける」「自分が面倒で難しい仕事を喜んでやる」などです。
 人事育成の3つの行動基準である見本/信頼/支援は、私の人財育成に関する悩みを吹き飛ばしてくれました。共感と信頼の人財育成術に興味がある人は、「メンタリング・マネジメント、福島正伸さん」の本が参考になります。

まとめ

Q.なんで人財育成がうまく行かないの?
A.手法ばかりを考えているからです。
 そうではなく、自ら見本となり、相手を信頼し、支援することで人が育ちます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました