みなさん、こんにちは。日本の工場でモノづくりをしている定年まで10年を切ったシニアです。
朝晩、半袖では涼しくなってきたので、長袖を準備中です。
今日も人財育成の失敗から学んだ「おすすめ情報」をお伝えします。
失敗談
私が指示したとおりに若手が作業しなかったため、つい大きな声で「作業手順が違う」と言ってしまいました。もちろん、その場がこおりつき、重苦しい雰囲気になってしまいました。
そうすると、こちらから何を提案しても、受け入れてもらえません。自分から一方的に話してしまい、何で作業手順を変えたのか若手に質問をしませんでした。
どうすれば若手に信頼され、対話しやすい職場になるのでしょうか?
おすすめ情報
問いかけるとは、どういうこと?
相手に対して興味や好奇心をいだくと、「問いかける」行動が生まれます。私たちは相手に聞くよりも、自分が話すことが多いのです。だから自分が聞きたいことを、つい質問してしまいます。自分が聞きたいことを「問う」のではなく、相手が聞いてほしいことを「問う」ことで、お互いの信頼が生まれます。
話すことより、問いかける
人は話を聞いて欲しい動物です。
仕事が始まる前にリーダーが部下に質問する。「私のやり方は正しいのであろうか。もし間違っていたら指摘してほしい」と、おりに触れて言っておくと、相手の共感につながり、安心/安全な職場になります。
問いの始め方と続け方
もし相手がすでに知っていることを延々と話したり、すでに分かっていることを助言すると、
相手は不愉快に感じてしまいます。だからこそ相手が知りたい、聞きたいと思っていることを「問い」、相手の要望がわかってから自分の考えを話します。
たとえば「今どうなっているのですか?」「どんな状況ですか?」「どうぞ続けてください」「なにか具体的な例をあげてください」など。まず「問いかける」ことが良好な人間関係をつくります。
安心/安全な職場づくりに興味がある人は「問いかける技術、エドガー・H・シャインさん」の本が参考になります。
まとめ
Q.なんで若手に信頼されないの?
A.安心/安全な人間関係ができていないからです。話すことより、問いかけることで、良好な人間関係をつくると、信頼されるようになります。

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