みなさん、こんにちは。日本の工場でモノづくりをしている定年まで10年を切ったシニアです。
TOC「思考プロセス」ロジカル・シンキング手法のアニメを上映し、21%の人が参加してくれました。内容は難しかったのですがアニメは人気がありますね!
今日も人財育成の失敗から学んだ「おすすめ情報」をお伝えします。
失敗談
映画を見て感動したことを若手に話したのですが、若手には私の感動が伝わりませんでした。
映画に興味がなかった訳ではないようでした。たまたま若手も同じ映画を見たらしく、感動した場面が異なっていたようです。なんで自分の感動が相手に伝わらないのでしょうか?
おすすめ情報
他人を感動させるには、まず自分が感動する。
そもそも「感動」とは、深く物に感じて、こころを「動かすこと」です(広辞苑)。
モノがあふれている現代、モノではなく、できゴトが大切になってきます。たとえば子どもの笑顔を見て幸せを感じるコト、森の中で自然に触れるコト、稲刈りを体験するコトなど、できゴトがあると感動します。
感動するには、感情の高ぶりが必要。
自分がやったコトを認めてもらえる喜び、喜びをともに分かち合ってもらえる仲間、自分を支えてくれる周囲への感謝が生まれると自分の感情が高まってきます。たとえば職場でバーベキューをするのは、気配りやおもてなし、周りの人をまきこむ力などを育む場になるからです。たった、ひとこと「ありがとう」と言われただけで、バーベキューを準備した大変さや苦労したことが吹き飛び、みんなの感謝が伝わり感情が高ぶります。
感情を分かち合うには!
感動した体験だけを伝えるだけでなく、感じた背景を伝えましょう。たとえば雨上がりに「虹(にじ)」を見たとき、仕事や親の面倒を両立している苦労が消えた気がして感動した、と感動の理由も伝えます。結婚式は自分が感動しますが、出席者は結婚までの苦労話に感動します。
感動する話に興味のある人は「感動のメカニズム、前野隆司さん」の本が参考になります。
まとめ
Q.なんで若手が感動してくれないの?
A.自分が感動したことと、相手が感動することは異なるからです!

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