なんで若手が積極的に発言しないの?

みなさん、こんにちは。日本の工場でモノづくりをしている定年まで10年を切ったシニアです。
豊橋から四日市の自宅に帰る途中、西尾市に立ち寄りました。西尾市は抹茶が有名で、濃厚な抹茶ソフトを食べました。最高!
今日も人財育成の失敗から学んだ「おすすめ情報」をお伝えします。

失敗談

 せっかく若手が提案をしてくれたのですが、ちょっと気になる点を指摘しました。
「その提案を実行すると、装置が止まる可能性がある」と話し、提案を否定したのです。さらに、「言われたことだけを素直にすればいいのでは」と余計なことを言ってしまいました。若手は萎縮してしまい、それ以降は話をしなくなりました。
 こちらとしては「よかれ」と思って言ったのですが、若手には教育の場は、安心/安全な場ではなく、ただ指示に従うだけの悪循環になる場に変わってしまいました。安心/安全な場にするには、どうすればいいのでしょうか?

おすすめ情報

危険な沈黙
 人は話さずにいると不満や心配な気分になり、健康までも損ないかねません。発言しないことが健康に害をもたらします。言うべきことがあるのに言えない文化ではなく、人の意見に「耳を傾ける」文化が必要となります。
安心/安全だとみんなが気軽に話せます
 安心/安全な職場では、みんなが気兼ねなく意見を述べることができ、前向きな文化が生まれます。前向きな場所では、ミスが迅速に報告され、すぐさま修正されます。たとえば上司が手を貸した仕事でも、気になることは批判できる。また、その上司がその場にいたとしても意見できる職場です。
安心/安全な場にする基本3ルール
 ①個人的な批判ではなく、建設的な意見を述べる、②相手に強制しない、③相手を称賛して是正する。みんなが自由闊達に会話できる職場は、安心/安全な職場になります。
 心理的安全性に興味のある人は、「恐れのない組織、エイミー・C・エドモンドソンさん」の本が参考になります。

まとめ

Q.なんで若手が積極的に発言しないの?
A.こころから安心な環境と思えていないからです。何でも話しやすい「場」なら、気軽に話してくれます。

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