なんで若手の話が聞けないの?

みなさん、こんにちは。日本の工場でモノづくりをしている定年まで10年を切ったシニアです。
工場の若手が教育を聞いてくれるようになったのですが、私が若手の話を聞けていない最近です。
今日も人財育成の失敗から学んだ「おすすめ情報」をお伝えします。

失敗談

 めずらしく教育中に若手から質問が出ました。しかし若手の話を最後まで聞くことができずに、質問の途中で答えてしまいました。でも「答え」を言い終わったあと若手の顔を見ると、どうも知りたかったコトではなかったようです。また「やってしまった」と思ったときには、時遅しでした。
 人の話が最後まで聞けないのは、自分の短気が原因と思い込んでいました。それだけが原因ではなかったようです。

おすすめ情報

21世紀は「こころの時代」になり、会話をする能力が大切になりました。
 私たちが住む世界は、どんな会話も論争に発展する恐れがあります。人々が二極化して、対立しているため、聞く耳を持たなくなったからです。会話では「話すこと」と「聞くこと」のバランスが必要となりますが、バランスを失っているのです。
会話の基本10ルールを使うと、人の話が聞けるようになります。
 ①ながらをしない、②一方的に話さない、③自由回答の質問をする、④流れに任せる、⑤知らないことは知らないと言う、⑥相手の体験を自分の体験と同一視しない、⑦同じことを何度も言わない、⑧細かいことはこだわらない、⑨簡潔に、⑩聞くこと。
最後の⑩聞くことが最も大事になります。
 作家のスティーブン・コビィーさんは「多くの人は理解しようと聞くのではなく、回答しようと聞いている」と述べています。相手に興味を持つこと。できる限り口を閉じ、心を開いて、感心させられるのを期待して待つのです。
 聞ける会話に興味がある人は「TED:上手に会話する10の方法、セレステ・ヘッドリー、11分44秒」が参考になります!
https://www.youtube.com/watch?v=H6n3iNh4XLI

まとめ

Q.なんで若手の話が聞けないの?
A.自分にとって興味や関心がないからです。
 でも相手の話に「関心させられる」ことを期待しながら待つことで聞けるようになるはずです!

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