みなさん、こんにちは。日本の工場でモノづくりをしている定年まで10年を切ったシニアです。
台風の影響で少し気温が下がり、過ごしやすい一日でした。
今日も人財育成の失敗から学んだ「おすすめ情報」をお伝えします。
失敗談
よかれと思って自分が考えている「答え」を、すぐ若手に言ってしまう。「答え」が間違っていることもあるのですが、「答えを言わなければ」との思い込みから、つい「何か」を言ってしまいます。場合によっては、若手の話を途中でさえぎってまで自分の思いを話してしまいます。
例えば、「データ収集に30分以上かかっているようです」と報告を受けると、つい「データの取得先を変えよう」と指示を出してしまいます。本当は「何が問題なの?」「どうするの?」と若手が主体的に考える質問をすべきなのですが。。。
このように一方的な指示を繰り返していると、若手は自分の頭で考えることをやめ、すべて上司に指示してもらう「指示待ち人間」が出来上がてしまいます。わたしが「指示待ち人間」をつくっていたことに、やっと気づきました。
おすすめ情報
答えを教えない教え方。
シニアの人たちは山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」という名言を聞いたことがあると思います。「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」となります。
自分で問題の解き方を発見できると、二度と忘れません。だから答えを教えない教え方を目指しています。いまは理論を伝え、若手に応用問題を解いてもらうようにしています。理論どおりにやれば必ず結果がでます。なぜなら、理論は科学的に証明され、再現性が高いものだからです。
主体的に考える若手の人財育成のヒントとして「答えを教えない教え方」に興味のある人は、「自分の頭で考えて動く部下の育て方:篠原信さん」の本が参考になります。
まとめ
Q.若手は本当に指示待ちなの?
A.指示待ち人間ではなく、指示してもらうと「決めた」人です!
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