職場や家庭で対立が起きていませんか。家事を「する/しない」の行動は対立しています。
家事をする行動は、「幸せな家庭をつくる」という目標につながっています。家事を半分だけするという行動の妥協案を考えるのではなく、目標から両立することを考えると対立が解消します。
ここでは経営の視点から対立を両立に変える考え方を紹介します。
みなさん、こんにちは。日本の工場でモノづくりをしている定年まで10年を切ったシニアです
10月の3連休、静岡の実家に帰省しました。子どもたちと富士サファリパークに行き、散歩をしながら肉食動物を見て、久しぶりに感動しました。
今日も人財育成の失敗から学んだ「おすすめ情報」をお伝えします。
失敗談
現場の困りごとを解決する策を現場の人たちに説明し、その場では賛成してもらえました。
しかし、実際に解決策を実行しようとすると、現場では解決策を「やりたい人」と「やりたくない人」が登場します。妥協して中途半場に解決策を実行すると、「この解決策は使えない」と現場の人に決めつけられてしまいます。なんで対立が起きるのでしょうか?
おすすめ情報
なんで対立が起きるの?
レストランでは、料理を早く持ってきて欲しいのですが、早く持ってきてもらえません。
家庭では、妻が料理を作りますが、夫が料理を作りません。これらの対立している行動そのものを両立することは困難ですが、要望の両立は可能になります。
料理の例では、妻の要望が「子どもの面倒をみたい」。夫の要望が「リラックスして子どもと遊びたい」とします。要望だけ見れば「幸せな家庭を作りたい」という目標に結びついています。
料理を作る/作らないの対立した行動ではなく、要望を両立することを考えます。
経営の考え方で両立が生まれる!
そもそも経営とは価値創造です。価値創造とは、他者と自分を同時に幸せにすることです。
目的の実現を妨げる対立を解消して、両立する豊かな社会をつくることが経営の考え方です。
誰もが人生を経営しているのです。経営の考え方とは、両立することを考えて、みんなが幸せになることです。料理が出てくるのが遅いことをウエイターに怒るのは、お門違いです。そもそも遅い原因は、ウエイターではなく、キッチンの調理方法です。お客さんもウエイターも両立する解決策を考える必要があります。たとえばサイゼリアが採用しているセントラルキッチン方式です。
人生のさまざま場面で経営する
経営の考え方は、他者と自分を同時に幸せにするために対立を解消し、両立を生み出すことですあらゆるものは創造できるという視点を持つことで、両立する手段が生まれ価値が創造されます。
価値とは誰かを幸せにすることであり、無限に想像できるものです。価値を創り続けることで、職場や家庭が幸せになり、社会が幸せになります。
対立を両立する経営の考え方に興味がある人は、「世界は経営でできている、岩尾俊兵さん」の本が参考になります。
まとめ
Q.なんで対立が起きるの?
A.その場しのぎの妥協をするからです。
対立している行動ではなく、両立する要望を考えると対立が解消します。

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