若手に答えを教えるべきか?

みなさん、こんにちは。日本の工場でモノづくりをしている定年まで10年を切ったシニアです。
台風が過ぎさり、夏本番のような日差しが戻ってきました。
今日も人財育成の失敗から学んだ「おすすめ情報」をお伝えします。

失敗談

 つい、よかれの思い(無意識の思い込み)から、若手に「答え」を教えてしまう。あるいは指示を出してしまう。そうすると若手の考える時間を奪ってしまい、さらに「学び」の機会も奪ってしまいます。そして指示待ち人間が完成してしまいます。
 この間、子どもに「おもちゃを片づけて」と言うと、子どもは「いま片づけようとしていたのに」と言って、不機嫌そうな顔になりました。もし会社の若手に「答え」を教えてしまうと、「学び」の機会を永久に奪ってしまうことになります。では、どうすればいいのでしょうか?

おすすめ情報

「答え」を教えるのではなく、自分で答えを見つける「質問」をする。
 社会人になると「答え」のわかっている問題よりも、まだ答えのない課題に対して、自分で「問い」をたて、その答えを出すことが求められます。たとえば、子どものおもちゃの例では、「おもちゃを片づけないとどうなる?」と子どもに問えば、子どもが考え、自ら片づけるようになると思います。
「答え」を教えることが、「学ぶ」ことの最大の障害になります。
 「答え」を教えるのではなく、自分で「答え」を考える「質問」をする。自分で論理的に考え、答えを見つけ出すことが、人が「学ぶ」よい方法になります。なので、「答え」を教えるかわりに質問をして、「答え」を見つるための「問い=質問」がもっとも大事になります。「問い」をつくる教科書として「いまあなたに必要なのは答えじゃない、問いの力:岸良裕司さん」の本が参考になります!

まとめ

Q.若手に答えを教えるべきか?
A.「答え」を教えてしまうと、自分で「答え」を見つける機会を永久に奪ってしまう。
 「答え」を教えるかわりに「質問」をする!

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