なんで若手は行動しないの?

みなさん、こんにちは。日本の工場でモノづくりをしている定年まで10年を切ったシニアです。
秋の行楽シーズンに向けて、家族で低山めぐりを計画中です。
今日も人財育成の失敗から学んだ「おすすめ情報」をお伝えします。

失敗談

 モノづくりをしている現場の困りごとを解決するアイデアについて、若手はたくさん持っています。「何でアイデアを実行しないの?」と聞くと、「自信がありません」あるいは「失敗するのが怖いんです」との回答でした。
 たしかに失敗すると現場の人に怒られるかもしれません。しかし自分の考えを貫きとおし、自分の思いを伝え続けると、現場の人たちが応援団に変わってくれます。私も現場の人から「きみは出入り禁止だ」とよく言われましたが、現場に通いつづけることで現場との信頼関係が生まれました
自ら行動してもらうには、どうすればいいのでしょうか?

おすすめ情報

相手に関心を持ってもらうには?
 相手にこうだと思わせたい話しをするのではなく、自分が心から信じる話を「行動」をとおして示さなくてはなりません。もし自信がなさそうに話をすれば、間違いなく相手に伝わります。
 たとえば会社で投資提案を社長にするときは、みんな緊張します。緊張する場面で自分への不信や恐怖心をわきに追いやり、自信やワクワクした気持ちになれたら投資提案はとおります。
なぜなら自信/安心感/強い熱意が相手にも伝わるからです。本当の自分を表現できれば相手がこたえてくれます。
話すのをやめ、耳を傾ける!
 言葉以外の要素こそが非常に重要です。
 顔の筋肉は、意志のとおりに動いてくれません。ふとした感情が顔にあらわれます。身体は言葉ではあらわせないことを表します。身体はうそをつかないのです。相手の話を理解したいという真摯な気持ちがあれば、身体が動き、相手の話を「聞くこと」ができます。
「聞くこと」ができれば、人から信頼され、有益な情報が得られます。自分が話を聞いていることを相手に伝え、相手に主体的に取り組んでもらいましょう。
小さな変化を、大きな変化に変える
 人間の行動は、情報による影響ではなく、社会的な影響に左右されます。温暖化対策として、お金をかけてテレビで宣伝しても電力使用量は減りません。しかし各家庭の電力使用量について、近所の人と比較したお知らせをすると電力使用量が減ってきます。なぜなら人は世間体を気にするからです。電力使用量を近所の人と比較する小さな行動を積みかさねると、地域の電力使用量を減らす大きな変化に変わっていきます。
 自分に自信を持ち、相手の行動をうながすことに興味がある人は「パワーポーズが最高の自分を創る、エイシー・カディさん」の本が参考になります。

まとめ

Q.なんで若手は行動しないの?
A.行動しないのではなく、行動したいのです。
 行動する「きっかけ」を与えると、自ら行動してくれます。

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