みなさん、こんにちは。日本の工場でモノづくりをしている定年まで10年を切ったシニアです。名古屋に来ている「木下サーカス」を家族で見に行き、人と動物のショーに感動しました。
今日も人財育成の失敗から学んだ「おすすめ情報」をお伝えします。
失敗談
こちらの思いを一生懸命に教育で伝えようとしているのですが、若手にはまったく意図が伝わっていないようです。たとえば、若手メンバーは、現場の人に言われた困りごとや要望を、そのままシステム化しようとします。システムを作る前に「なぜ」現場の人が困っているのか、「なぜ」現場の要望が実現しないのかを考えていないようです。
システム化はあくまで「手段」なのですが、新技術があるとすぐ「手段」に走ってしまいます。言われたとおりにシステムを作り、現場に展開しても、現場の人たちから「このシステムはイメージと違う」と言われ、使ってもらえません。
おすすめ情報
人は「何を」ではなく、「なぜ」に動かされます。
もしアップルのコマーシャルが「我々のコンピュータは素晴らしく、美しいデザインで簡単に使え、ユーザーフレンドリーです。ひとついかがですか?」だったら買う人は少ないと思います。
一方、「我々のすることはすべて世界を変えるという信念で行っています。違う考え方に価値があると信じています。私たちが世界を変える、美しくデザインされ、簡単に使える製品ができあがりました」欲しくなりませんか?
自分が信じることのために、人は行動を起こします。
この「なぜ」に興味がある人はTED「優れたリーダーはどうやって行動を促すのか:サイモン・シネック、18分35秒」が参考になります。
https://www.youtube.com/watch?v=K1jRI1RdkHE
TEDとは「Technology Entertainment Design」の略で、さまざまな分野の専門家や著名人が登壇し、18分程度の短い講演を行う非営利団体およびその講演動画配信サービスです。
まとめ
Q.なぜアップル製品を買ってしまうの?
A.自分が信じるもののために、アップル製品を買うという行動を起こすからです。
コメント