みなさん、こんにちは。日本の工場でモノづくりをしている定年まで10年を切ったシニアです。
小学校ではダンスが必須となり、運動会で子どもが踊るようです。今年の曲は「マツケンサンバ」と言ってました。選曲は先生の趣味でしょうか。
今日も人財育成の失敗から学んだ「おすすめ情報」をお伝えします。
失敗談
若手が現場をよくするアイデアを持っていたので、「実行してみては」と言いました。
しかし若手はアイデアを実行しません。理由を聞いたのですが答えてもらえませんでした。
上司が指示した以外のことをすると怒られるようです。上司にだまって行動すると若手に迷惑がかかりそうだったので、若手といっしょに上司の承諾をいただきました。どうも権限(自由に動ける範囲)が明文化されずに属人化されているようでした。
どうすれば若手が動けるようになるのでしょうか?
おすすめ情報
とにかく仕組み化とは?
何か嫌なことがあると、つい「人のせい」にしてしまいます。たしかに、その場はごまかせるのですが何も解決しません。人のせいにするのではなく、その背景にある仕組みのせいにします。
「仕組み化」とは、ルールを決めて、ちゃんと運営することです。仕組み「化」とは、人をどう動かすかです。ルールに書かれている「マニュアル」は過去の苦労の結晶です。いったん、その通りに忠実にやった方が、じつは成長が早いのです。
属人化から仕組み化へ!
人は放っておくと属人化します。人の本能だからです。環境や手順が変わらないと人は安心するからです。個人が悪いのではなく、仕組みが悪いのです。
たとえば「なるべく早くメールを返信してほしい」。早くの解釈は、人によって5分後だったり、1時間後だったり、半日後だったりします。だから「メールが届いたら3時間以内に返信してください」と仕組み化する必要があります。
仕組みが変われば会社が変わる
好き嫌いで物事が決まっている職場は、属人化の問題があり、人が去ります。
しかし基準が明確だと人が育ち、会社に残ってくれます。みんなが対話する「仕組み化」ができれば、「うまくいっている人」に話を聞き、「うまくいっていない人」は、次にどんな行動をとるべきかを聞けるようになります。そうすれば上司ガチャも回避できるはずです。
人を責めずにルールを責める仕組みに興味がある人は、「とにかく仕組み化、安藤広大さん」の本が参考になります。
まとめ
Q.どうすれば若手が動けるようになるの?
A.自分で動ける仕組みが必要です。
ルールを明文化して、基準が明確になると行動できるようになります。

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